ピーリングを使って、シミ、ニキビ、たるみに攻めのスキンケア!

ピーリングは、ひとつ間違えると肌を乾燥させたりといったトラブルを起こすこともあります。
しかし上手につかっていけばシミニキビたるみにも効果的を発揮してくれる強い味方に

今回は、攻めのスキンケアとしてピーリングの種類や効果、注意点について詳しく解説していきます。
しっかりとピーリングを把握することでスキンケアに役立てていきましょう

ピーリングは危険ってホント?

ピーリングには「皮をはがす」という意味があり、なんとなく怖いというイメージをもっている人もいるはずです。
実際、日本にピーリングが普及し始めた1999年頃に、エステサロンなどでピーリングによるトラブルが多発してしまいました。
その頃の印象が残っている人は、どうしてもピーリングに対してマイナスイメージになってしまうでしょう。

現在のピーリング事情

エステでのピーリングによるトラブルが多発した結果、エステでのピーリング施術は禁止となりました。
そして2001年から医療機関でのみガイドラインに沿ったピーリング施術が可能になっています
より安全に、効果の高い施術ができるように規制されたということです。

ただしピーリング効果のある成分濃度を非常に薄くすれば、化粧品としての販売が可能になっています
現在、エステサロンでピーリングを行っている場合は、そういった化粧品を使ってのピーリングとなっているはずです。

だから医療機関で使用されているピーリングと、化粧品として販売されているピーリングとでは、成分の濃度がかなり違ってきます。
扱っている医療機関や化粧品のメーカーによっても配合率は変わりますが、グリコール酸を例に挙げると医療機関は50%まで、化粧品は5%までとなっています。
配合率ギリギリまで使用すると10倍も違うということになるわけです。

そのぶん効果に差が出るといえますが、化粧品でのピーリングはトラブルも少なくなっています

ピーリングとは

ピーリングは英語で「剥ぐ」という意味がありますが、美容業界では「肌の角質を剥がす」という意味で使用しています
では角質を剥がすことによって、どんなメリットが生まれるのでしょうか。

角化の正常化が狙える

ピーリングでまずカン違いしないでもらいたいのが、ピーリングによって「ターンオーバーが早まる」わけではないということです。
ピーリングは「ターンオーバーの正常化」を目指すためのものです

肌が乾燥することによって、肌は急いで角化しようとしてしまいます。
そうしてターンオーバーが早すぎてしまうと未熟な角質細胞がどんどん出できて、できそこないの角質層で厚くなってしまうのです。(角質が厚くなる状態を角質肥厚といいます)

もちろんターンオーバーが遅くなるのも問題です。
加齢とともにターンオーバーは遅くなっていくものですが、ほかの要素でも停滞することがあります。
すると古い角質が溜まってしまい、やはり肌が乱れることになっていきます。

肌がこういった状態になると悪循環によって慢性的な肌トラブル(ニキビ、湿疹など)が起きやすくなるのですが、これがいわゆる「ターンオーバーが乱れている」という状態です
つまりターンオーバーは早すぎても遅すぎても肌にとってマイナスとなるのです。(正常な状態なら28日くらいの周期です)

そこで悪循環を断ち切るために利用できるのがピーリングです。
厚くなってしまった角質層をピーリングによって少し取り除くことで角質を薄くし、肌を正常化する狙いがあります

ピーリングの種類

ピーリングの種類は数多くありますが、大きく分けると2つの作用によって区別されます。。
ピーリングの基本になるので簡単にこの2種類の違いは覚えておきましょう。

1・化学的な作用のもの
ケミカルピーリング

⇒酸を肌に直接塗って、角質を溶かしていくもの

2・物理的な作用のもの
レーザーピーリング、ダイヤモンドピーリングなど(多数あり)

⇒薬剤は使用せずに、物理的な作用で角質を剥がしていくもの

ケミカルピーリングについて

ケミカルピーリングについては、さらに大きく2つに分けられます。

・AHA(アルファヒドロキシ酸)

・BHA(ベータヒドロキシ酸)

私たちが市販で使用するピーリングのほとんどは「AHA」のほうになります。
AHAはリンゴ酸、乳酸、クエン酸、グリコール酸などの天然由来成分が主成分になっています
そのため「フルーツ酸」とも呼ばれ、刺激が低いことで有名です。

一方でBHAは非常に刺激が高く、サリチル酸マクロゴール、トリクロール酢酸、サリチル酸エタノールなどが使われています。
ピーリング作用が高すぎて日本人の肌質には向かないといわれているので注意が必要です

ピーリングで肌が救われる!

こうしたピーリングによる「角質の正常化」によって、肌の助けになる作用がたくさんあります。
中でも「シミ」「ニキビ」「たるみ」への作用は注目したいところです。

シミが薄くなる

ピーリングによってターンオーバーが正常化されるとメラニンの排出が促進されるようになります。
メラニンの排出によって美白効果が狙えるということです

シミへの対抗スキンケアとしては美白化粧品とピーリングをあわせて使用することで、より早い改善が期待できます

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また、肌のトーンも明るくなりやすく、くすみの改善も期待できます

ニキビができにくくなる

ニキビは毛穴が詰まることから発生します。
そこで毛穴を詰まらせないスキンケアをとり入れていく必要があるわけです。

毛穴は角質が厚くなることで塞がりやすくなります
ピーリングによって角質を薄くすると毛穴が詰まりにくくなるだけでなく、代謝が良くなることで毛穴の汚れも排出されやすくなります。

ニキビができやすい時期にはピーリングの作用が大きく役に立つのです。

陥没したニキビ痕にも

いわゆるクレーターと呼ばれる、陥没したニキビ痕。
これは残念ながら完全に治すことは難しく、ケア方法も選択肢があまりありません。

しかし医療機関によるピーリングを施すことで、ある程度の改善がみられる場合があります。
気になる人は医療機関(美容皮膚科など)で相談してみてください。

たるみの改善にも

ピーリングで角質をとることで、肌の細胞分裂が活発になります。
それによって少しずつセラミドコラーゲンといった保湿成分の量が増えていくことになります
 

肌と真皮層の関係

コラーゲンの量が減ると肌がたるんでしまう!

肌の水分量が上がり、乾燥肌の改善だけでなく肌がふっくらするのでたるみ改善も期待できます。
とくにたるみ毛穴(肌がたるんで毛穴が開いている状態)の改善にピーリングはおすすめのスキンケアです

ピーリングの注意点

ピーリングはスキンケアにおいて、上手に使えば強い味方になってくれます。
しかし使い方を間違えると肌の敵にもなってしまいます

うまくピーリングを利用するために必ず守るべき注意点は、使用する頻度です
ピーリングをしたあとは肌触りも良くなり、効果を実感できるのでたくさん使用したい気持ちになります。
しかし「効果がある×たくさん使用する=たくさんの効果」という方程式は成り立ちません。

過度なピーリングは乾燥肌や敏感肌を招くこともあります
角質を剥がし過ぎてしまうからです。

基本的には1週間に1度までにしてください。
最初は10日に1度くらいから始めてみるといいでしょう。

こするタイプはやめておく

市販のピーリングには「スクラブ洗顔タイプ」「塗ってから洗い流すタイプ」「塗ってからこすって落とすタイプ」「拭き取り化粧水タイプ」「塗りっぱなしでいいタイプ」など、さまざまな種類の商品があります。
この中でやめておきたいのは「こするタイプ」のピーリング

肌への摩擦は色素沈着といった肌トラブルの原因になりかねません
商品を選ぶときには、こすらないでできるものを選びましょう。

また、拭き取るタイプのピーリングの場合は必ず放置時間を守るようにしてください。
長時間放置し過ぎると肌が赤くなるなどのトラブルの原因になります

ヒリヒリしたら即中止

商品の説明通りに使用してみて肌がヒリヒリするなどの違和感を感じたら、すぐに使用を中止してください。

ピーリング用石けんがおすすめ

セルフでピーリングをするのに1番扱いやすいのはピーリング効果のある石けんです。

石鹸タイプなら週に2~3回くらいが目安になります。
最初は週に1~2回ほど使用してみて、回数を調節していってください。

ピーリング後は紫外線対策を

ピーリングをした後は角質が一時的に薄くなっています。
普段の肌よりもデリケートになっているということです

紫外線に対する抵抗力も弱くなっているので、ピーリングの後はしっかりと紫外線対策をしてください

ピーリングで肌イキイキ

ピーリングを上手にとり入れていけば肌のコンディションを整えやすくなります。
ただし守るべき注意点もいくつかあるので、くれぐれも気をつけてくださいね。

普段のスキンケアに物足りないと感じたら、ピーリングで「攻めのスキンケア」をしていきましょう!

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