乳液はスキンケアの歴史の中で、かつては化粧水と同じくらい主流のアイテムでした。
しかし最近では、乳液の愛用者が少なくなってきたようです。

どうしてそういった傾向になっているのか。
乳液の選び方と一緒に、その変化について解説していきましょう。

一昔前は化粧水とセットだった乳液

s-skin7

アラフォー世代より上の年代は、乳液を愛用していた人もたくさんいたと思います。
なぜなら一昔前までは、「化粧水+乳液」がスキンケアの基本ともいえたからです。

まるで「シャンプー+リンス」のように、必ずセットで売られていたものです。

スキンケアの常識が変化した

なぜ以前は化粧水と乳液がセットだったのかというと、「水分のあとに油分でフタをする」というのがスキンケアの常識だったからです。
「化粧水で水分補給」をして「乳液の油分」でフタをするという考え方だったわけです。

しかし現在では、「肌の水分は油分でフタをしても保つことができない」ということが解明されています。

肌の水分量は「セラミドなどの保湿成分と統合することで保つことができる」ということがわかってきたからです。

乳液よりも美容液!?

スキンケアの新常識によって、肌へは油分よりも保湿成分をとり入れることが主流になりました。
そして、そのためには乳液よりも美容液のほうが使える!という傾向に。

以前は化粧水とセットで並んでいた乳液も、これが理由で少しずつ愛用者が減っていったのです。

s76

乳液にも新タイプがある!

s-skin8

スキンケアの歴史の中で乳液への見方が変わったといっても、それで衰退の一途をたどるわけにはいきません。
使い慣れている乳液が好きだ!という乳液ファンだってたくさんいます。
そこで、乳液も役割を変えることで生き残りを図っています。

一歩進んだ乳液

乳液は「油分でフタをする」という役割から一歩進んだものへと変化しました。

それが、保湿成分をたっぷり含んだ乳液です。
美容液のように保湿成分がしっかりと配合されている新タイプの乳液ならば、スキンケアの中でもまだまだ活躍してくれる存在になります。

乳液の選び方

s-skin7

新タイプへと変化していった乳液。
しかしもともとは「油分のフタ」という存在だったので、その名残りから油分が多く含まれているものもあります。

「油分が少なめ」に尽きる

乳液の選び方のポイントは一つです。
油分が少なめのものを選ぶ」これだけです。

肌年齢が進み、どうしても肌に油分が欲しいという理由がない限り、乳液は油分が少なめのものを選びましょう。
とくに30代くらいまではまだ皮脂の分泌量も充分にあるので、必要以上に油分を与えるのは肌にとってマイナスになるので注意が必要です。

そして皮脂の分泌量が多いTゾーンには、乳液をつけすぎないようにしましょう。

鉱物油の豆知識

鉱物油というと、肌に悪いというイメージがあります。
しかしそれは、戦前の質の悪い鉱物油を使っていたころのイメージが残っているからです。

現在の鉱物油は純度が高く精製され、油やけの心配などもないものがほとんどです。
実際に皮膚科で処方されるワセリンも、鉱物油からつくられているものです。

クリームや乳液にはよく鉱物油が配合されていますが、そこは心配しなくてもいいポイントです。

s-hart2

乳液だってまだまだ活躍できる!

美容業界では少しレトロな存在になっている乳液。
しかし配合成分次第では、まだまだ肌への活躍が期待できます。
乳液愛用者は上手に乳液をとり入れて、長いお付き合いにしていきたいですね。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

そのほかの選び方シリーズ

クレンジング料の基本的な選び方<選び方シリーズ1>

2016.08.03

洗顔料の基本的な選び方<選び方シリーズ2>

2016.08.04

化粧水の基本的な選び方<選び方シリーズ3>

2016.08.06

美容液の基本的な選び方<選び方シリーズ4>

2016.08.08

クリームの基本的な選び方<選び方シリーズ6>

2016.08.12

スポンサーリンク