オールインワンゲルの選び方は難しい!?上手に選ぶポイントは?

幅広い世代にユーザーがいるオールインワンゲル(ジェル)。
「一つで〇役」といった多機能で使いやすく、あっという間にスキンケアの人気アイテムになりました。

それにともなってオールインワンゲルの市場も大きくなり、同メーカーから数種類のゲルが販売されるなど、さまざまなラインナップが展開されています。

そんな中、どんな商品を選べばいいのか、本当にワンステップで美容効果があるのかなど、疑問に思うことも多いでしょう。
今回は上手にオールインワンゲルを選べるように、ゲルの基本や選び方、注意点を詳しく解説していきましょう。

オールインワンゲルの基本

毎日スキンケア

「ゲル」とはドイツ語で、固体と液体の中間の形態を指しています。
つまり、ゼリー状の状態という意味です。

アロエやコンニャク、トコロテンなどは天然のゲルなので、意外と身近にもゲル状のものがたくさんあります。

多機能の秘密は「ゲル」にある

オールインワンゲルの最大のウリは多機能な点です。
一つで「化粧水」「乳液」「美容液」「クリーム」などの機能が集約されています。

そこで、今まで一つ一つのステップを踏んできた私たちとしては、本当なの?と不安に思う点でもあります。
たしかに化粧水には水性の成分が多く使われてきたし、乳液には油性の成分が多く使われてきたはずです。
それらの油性と水性の成分がなぜ一緒になっているのかと不思議に思いますよね。

油性と水性を混ぜ合わせるための成分として有名なのが界面活性剤です。
だったら、オールインワンゲルには界面活性剤がたくさん使われているのでは?という疑問も浮かびますが、そうではありません。

じつはゲルという形状そのものが、油性と水性の成分を混ぜることを可能にしているのです。

ゲルがコスメ市場に登場したのはごく最近ですが、この新しい「ゲル」によって合成界面活性剤を使用せずに油性と水性を混合させたスキンケア商品が開発できるようになったのです。
だからオールインワンゲルには、「無添加」や「添加物フリー」をアピールしている商品が多くみられます。
※商品によっては界面活性剤を使用しているものもあるので注意が必要。

つまりオールインワンゲルは多機能を可能にし、安全性もキープしやすい、革新的なスキンケアアイテムなんです。

そのほかのゲルの特徴

ゲルには水性と油性を混ぜることが可能な特徴のほか、優秀な特徴がもっとあります。

1・浸透性が高い

ゲルは、閉じ込めた美容成分を肌の奥まで届けることができます。
せっかく良質な美容成分が配合されていても、肌内部に届かなければ意味がありません。
ゲルには、そういったスキンケア商品のジレンマを解消できる特徴もあるのです。

とくにナノ化された美容成分が配合されていると、浸透性がさらに高まるといわれています。

2・通気性が高い

ゲルの通気性が高いという特徴は、ほかの油性を使用したスキンケア商品にはない特徴です。

乳液やクリームのように鉱物油が使用されていないので、毛穴を塞ぎません。
通気性が高く、肌の呼吸を妨げないので、ターンオーバーを乱す心配がないのです。

ジェル

オールインワンゲルの選び方

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オールインワンゲルの優秀さを知ったら、やはり一つはもっておきたいと思いますよね。
しかし冒頭でも述べたように、本当にたくさんのオールインワンゲルが販売されていて、なんと100以上のメーカーが参入しています。

そこでどんなゲルの選び方をするべきなのか、しっかりと把握しておきましょう。

目的に合わせたものを選ぶ!

ネットなどを調べたときに人気の商品だからと飛びつかず、まずは自分の目的を考えましょう。
「美白したいのか」「エイジングケアしたいのか」「毛穴ケアがしたいのか」などという点です。

たくさんのオールインワンゲルがありますが、そのほとんどは何らかのターゲットにしぼって美容成分を配合しています。
「シミ、保湿」を重視したもの、「毛穴、保湿」を重視したものなどいろいろあります。

その中で、自分の目的に合わせた商品を選ぶのが大事なポイントです。

お悩み別・おすすめの配合成分

自分の悩みに合わせて最適なオールインワンゲルを選ぶには、その配合成分がカギになります。
では、それぞれの悩みに合ったおすすめの成分をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□乾燥肌が気になる人

肌の乾燥を改善したい場合は、保湿力や保水力重視で商品を選びます。
「高保湿」といったキャッチコピーのものを手に取り、配合成分を確認してみましょう。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
といった成分配合のものがおすすめです。
コラーゲンは分子が大きいので、なるべく低分子化したものがいいでしょう。

それぞれの保湿成分の違いについては、こちらの記事を参考にしてください

保湿成分の違いを知っておくべし!乾燥肌にも敏感肌にも有効活用

2016.02.08
□美白をしたい人

年齢とともに、シミなどの肌悩みも増えてきます。
そのために需要も多く、保湿に次いでたくさん販売されているのが美白目的の商品です。

  • ビタミンC誘導体
  • ビタミンE
  • アミノ酸
といった成分がおすすめです。
アミノ酸にはターンオーバーを促す力があるので、たくさん配合されていると早い改善が期待できます。

□エイジング効果が欲しい人

肌のハリや弾力をとり戻すと、肌も若々しい印象になります。
エイジング効果が欲しい場合は、そういった肌にハリや弾力を与えられる成分を選ぶようにします。
「エイジングケア」といったキャッチコピーの商品を手に取ってみましょう。

  • ビタミンC誘導体
  • レチノール
  • ナイアシン
といった成分が、肌にハリを与えるコラーゲンを増やす効果があるのでおすすめです。
コラーゲンそのものをとり入れるよりも、肌の底上げを狙うなら「増量させる成分」のほうが効率がいいといえます。

ジェル

敏感肌の場合は?

敏感肌の人はなかなか肌に合った商品も見つからず、たくさんの成分が配合されているオールインワンは無理!といった印象をもっているかもしれませんね。
しかし、敏感肌用のオールインワンゲルも販売されています。

そういった敏感肌用の商品は、植物エキスなどの肌にやさしい成分でつくられているものが多いです。
ほかにセラミドやアミノ酸などを配合し、肌のバリア機能を高めて敏感肌の改善を狙った商品などもあります。

あきらめずにそういった商品を試してみるといいでしょう。

目的がたくさんある商品

「保湿」や「美白」など目的が明確になっている商品が多い中、「保湿・エイジングケア・毛穴ケア・美白」といった具合にたくさんの目的に対応させた商品もあります。
一見すると、そういった商品のほうがお得に感じますよね。

しかしそういった商品は、作用が分散されてしまうものが多いです。
つまり、効果が「広く浅く」なってしまうということです。

集中的にケアをしたいときには、そういった商品は選ばないほうが無難です。

わき汗、保険

オールインワンゲルの注意点

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では、オールインワンゲルについての注意点もおさえておきましょう。

化粧下地機能付きのものに注意

オールインワンゲルは多機能で、中には「化粧下地」の役目も付いているものがあります。

それ自体は悪くないのですが、化粧下地はメイク用品と考えるべきです。
つまり「肌のためになる」スキンケア用品とは違い、「肌に負担をかける」成分が配合されている可能性があります。

化粧下地付きのゲルはメイク前の使用だけにして、メイクを落とした後の夜のスキンケアにはやめておきましょう。

安すぎるものに注意

オールインワンゲルは人気商品だけに価格競争も激しいらしく、ビックリするくらい安い商品も目に留まります。

しかししっかりと美容成分を配合するためには、製造コストがかかるのがあたり前です。
激安の商品はコストを下げるために成分を削っている可能性もあります。
有効成分が少量で、合成添加物ばかりでは肌のコンディションが悪くなってしまいます。

すべてがそうとは限りませんが、注意しておきましょう。

成分表をよくみる

1本で何役もの機能をもつオールインワンには、たくさんの成分が含まれていて、成分表をみるとズラズラッと表記されています。

すべての成分を把握する必要はありませんが、「防腐剤(パラペンやフェノキシエタノールが代表的)」や「石油系界面活性剤」など、肌に負担のかかる成分はなるべく配合されていない商品を選ぶようにしましょう。

できれば「無添加」や「添加物フリー」といった商品が理想です。

保湿

ポロポロした使い心地がイヤ!?

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オールインワンゲル使用後の感想で多いのが、「ポロポロするからイヤ」「モロモロが出た」といったものです。

その原因は分子量の大きさにあります。
オールインワンゲルは、質感や保存性を上げるために水溶性ポリマーを使用しているものが多くみられます。
水溶性ポリマーとは、簡単にいえばゼラチンのようなもので毒性もなく低刺激なのですが、分子量が大きいのです。

そのため、強くこするとポロポロしたりモロモロが出たりしてしまいます。

なるべくこすらない

オールインワンに限らず、スキンケア商品はすべてこすらないようにして肌に浸透させていくのが基本です。
ハンドプレスでゆっくりとやさしく、浸透させていきましょう。

それでもどうしてもポロポロが出る!といった場合は、カスが出ないように改良されている商品もあります。
自分にとって使い心地がいい商品を見つけてくださいね。

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オールインワンはコスパもいい!

オールインワンゲルは1本で何役もこなしてくれるので、スキンケア商品をラインで揃えるよりもずっと安くあがる例がほとんどです。
ちょっと財布事情が厳しい…といったときに、オールインワンゲルに頼るのもアリですね!

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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