化粧品、医薬部外品、医薬品の違い&メリットとデメリットを検証

一般的に、スキンケア用品は「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の3つのどれかに分類されます。
これは「薬事法」という法律によって、それぞれの効果や効能の範囲を明確にわかりやすくしているからです。

では、それぞれにはどんな違いがあるのでしょうか。
知らずに使用して損をしないように、メリットやデメリットも含めて詳しくみていきましょう。

化粧品

毎日スキンケア

「化粧品」の定義は非常に幅広くなっています。
そのためスキンケア用品やメイク用品だけでなく、石鹸やシャンプー、バスソルト、歯磨き粉なども化粧品に分類されます。
清潔さや美しさを保つ目的で使用される製品だと思ってください。

化粧品は2001年に規制緩和され、厚生労働省の許認可が不要となり、メーカーが独自の判断で開発ができることになっています。
しかし含有できない成分は厳しく定められているので、安全はしっかりと守られています。

医薬品や医薬部外品と比べると、その作用は緩やかです。

化粧品のメリット

医薬品や医薬部外品とは違い、毎日使用することを前提に開発されています。
そのため、3つの分類の中で一番肌にやさしいといえます。

化粧品のデメリット

清潔さや美しさを保つことが目的なので、予防や治療といった効能はあまり期待できません。

保湿

医薬部外品

毎日スキンケア

「医薬部外品」には、厚生労働省が認可した有効成分が一定の濃度で配合されています。
「薬用化粧品」や「薬用石鹸」も、この医薬部外品にあたります
化粧品と医薬品の中間の製品というイメージで、予防や衛生の範囲にとどまる程度の効果が期待できるようになっています。

医師の処方が不要で入手することができ、花王キュレルやフローリッチなどが有名な医薬部外品の製品です。
医薬部外品のパッケージには、「薬用」や「医薬部外品」と記載されています。
ちなみにこの分類は、日本独自のものだそうです。

医薬部外品のメリット

効果があると認められている成分が配合されているので、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの予防に有効です。
医薬品と違い販売資格も必要ないので、どこでも販売が可能です。

医薬部外品のデメリット

医薬品と比べると、やはり効果は弱いといえます。
有効成分は含まれているものの、目立つ結果がでるとは限りません。

普通の化粧品に含まれている場合も

医薬部外品に含まれているような有効成分が、普通の化粧品に配合されていることもあります。
しかし化粧品には、「有効成分」という謳い文句を使用できません
成分配合表の中から、有効成分の名称を見つける必要があります。

セラミド、守る

医薬品

毎日スキンケア

「医薬品」とは、名前の通り薬に該当します。
「一般用医薬品」は医師の処方が不要で入手できますが、「医療用医薬品」となると医師の処方が必要になります。

一般用は医療用に比べると作用が緩やかになりますが、それでも医薬部外品よりも効き目が強いものが該当します。

医薬品にあたる化粧品といえば、ワセリンなどが有名です。

医薬品のメリット

症状の治療を目的に開発されているので、3種類の中でもっとも効果が期待できます。
一部はドラッグストアでも購入することができます。

医薬品のデメリット

製品によっては医師の処方が必要になるので、手軽に入手できないものもあります。
効果が強い一方で、副作用や体質との相性に気をつける必要があります。

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上手に製品を選ぼう

こうして比較してみると、化粧品には現行している肌トラブルを治す力がないことなどがわかってきます。
肌トラブルを治したいときには医薬品や医薬部外品を使用したり、肌の調子を整えたいときには化粧品を使用したりなど、肌の状態に合わせて製品を選ぶようにしましょう。

肌の調子は季節だけでなく、体調によっても変化します。
つねに自分の肌コンディションを把握できるようにしてくださいね。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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