中性脂肪が低いと肌荒れが!?過度なダイエットに注意!

なんとなく女性の敵というイメージの中性脂肪
脂肪だから少しでも減らしたほうがいいと思っている人が多いのでは?

しかし中性脂肪が低すぎると肌荒れや化粧ノリに危険信号が!
ここでは中性脂肪と肌荒れの関係について解説していきます。

中性脂肪とは

中性脂肪とは血液中に流れる脂肪のことです。
脂肪ときくと「余計なもの」と思うかもしれませんが、この中性脂肪(脂肪酸)は私たちの体にとって燃料のようなものです。

体温の調節や、臓器を守るといった働きもしてくれています。

血糖値と中性脂肪

私たちの体は血液によって全身の細胞にエネルギーが運ばれていきます。
そのエネルギー源となっているのは血糖(ブドウ糖)と中性脂肪(脂肪酸)の2種類。
つまり2つの燃料タンクが備わっているようなものです。

まず最初に消費されるエネルギーは血糖のほうです。
だから血糖がメインタンクといったところですね。

そして血糖が足りなくなると中性脂肪が消費されます。
中性脂肪はサブタンクのような存在です。

中性脂肪が足りないと…

血糖値が足りなくなると意識を失ってしまうこともあります。
いわゆる低血糖症というものです。
細胞へのエネルギー供給ができなくなるわけですから、こういった症状がでてしまうこともなんとなくわかりますね。

中性脂肪が足りなくなった場合は、低血糖症のように急にパタリと倒れることはありません。
あくまでサブタンクになっているので、血糖値が足りていれば体は動きます。

しかし頭痛、めまい、倦怠感などの症状があり、アクティブに動くことができなくなってしまいます。

ほかにも低体温症になるリスクや、熱中症にもかかりやすくなってしまいます。

中性脂肪の標準値

では参考までに、女性の中性脂肪の標準値を年代別にみてみましょう。

女性の年代 中性脂肪の標準値
20代 83mg/dl
30代 86mg/dl
40代 104mg/dl
50代 123mg/dl
60代 132mg/dl
70代 123mg/dl

以上のようになっています。

そして正常値は30~149mg/dlの範囲。
これを下回ってしまうのは要注意です。

中性脂肪と肌荒れの関係

中性脂肪が足りなくなると、疲労感や頭痛以外にも弊害がでてきます。
女性にとっては無視できない「肌荒れ」という影響です。

ビタミンA、ビタミンE、βカロチンといった脂溶性ビタミンは、中性脂肪のカプセルによって全身に届けられていきます。
つまり中性脂肪が足りなくなると、これらのビタミンが肌に届かなくなるということ。
ビタミンEが肌にいいからと摂取しても、それを肌まで届けることができなくなってしまうのです。

そう、ビタミン類は肌にとって必要な栄養素。
とくにビタミンEは美肌に欠かせない成分です。
肌に届かなくなってしまうと肌荒れだけでなく、肌老化も進めてしまいます。

中性脂肪が低い原因

中性脂肪は脂肪といっても女性の敵ではないわけですね。
高すぎるのも問題ですが、足りなくならないようにしなくてはいけません。

では中性脂肪が低くなる原因はどういったところにあるのでしょうか。
その原因をみていきましょう。

過度なダイエット

まず過度なダイエットをしている人は、中性脂肪に危険信号が出てしまいます。

食事制限や偏った食事によって栄養が足りなくなり、中性脂肪も低くなってしまうからです。
野菜にも脂質があるので中性脂肪の材料にはなりますが、それでも偏った菜食主義は中性脂肪が低くなるので注意してください。

過度な運動にも注意

運動は体にいいイメージですが、過度な運動も中性脂肪にとっては注意点になります。

運動量の多さは、カロリー消費の多さと比例すると思ってください。
つまり摂取したエネルギー量が運動によって全部消費されてしまうと、サブタンクである中性脂肪を溜めこむ余裕がなくなってしまうんです。

持久力が必要な運動や激しい運動をする場合は、それに必要なエネルギー以上のカロリーが必要ということになります。

遺伝的な体質

遺伝的な体質で中性脂肪が減っている場合もあります。

家族の中に同じように中性脂肪が低い人がいるなら、遺伝的要素が強いかもしれません。

こういった遺伝的体質の人は、食事で十分な栄養を摂取し、中性脂肪を基準値の範囲に入るようにしていきましょう。

中性脂肪に影響が出る病気

病気が原因になって中性脂肪が減ってしまうこともあります。

たとえば中性脂肪に変換する役割がある肝臓
この肝臓の機能に障害があると中性脂肪が低くなってしまいます。

ほかにも甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は中性脂肪をどんどん消費してしまうので、やはり中性脂肪が低くなります。

そして副腎機能が低下してしまうアジソン病も中性脂肪低下の原因になります。

こういった病気が原因の場合は、病気を治癒することで中性脂肪の値も改善できます。

過度なダイエットに注意!

ダイエットをし過ぎると肌荒れを起こすというのはよくききますが、こうした中性脂肪も関係しているからなんですね。

せっかく痩せても、肌が荒れたり老化するのは嫌なものです。
栄養をとりながら、中性脂肪が低くなり過ぎないようなダイエットをしてください。

スポンサーリンク