頬のあたりの毛穴がなんだか目立っている、よく見ると毛穴の縁がカサついている…。
そんな症状の毛穴トラブルなら「カサつき毛穴」の可能性大です。
「乾燥毛穴」と呼ばれる場合もあります。
肌の水分量が低下することで肌のキメが乱れて、毛穴が落ち込んでいる状態です。
加齢で水分量が減っている人から若い世代まで、この肌トラブルに悩む人はたくさんいます。
ではそんなカサつき毛穴の原因や治し方を解説していきましょう。
カサつき毛穴の特徴

カサつき毛穴は、同じように頬にできやすい「たるみ毛穴」と区別がしにくい毛穴トラブルです。
しかしカサつき毛穴はたるみ毛穴と違い、毛穴が縦に伸びていません。
また、肌が濡れると目立たなくなるという大きな特徴があります。
カサつき毛穴の原因

カサつき毛穴ができてしまう原因は肌の乾燥です。
だから加齢などで保湿力がなくなっている…というなら自然現象といえます。
しかし若い人にも増えているのが問題です。
じつはこのカサつき毛穴の原因は、意外なところにもあるんです。
これはスキンケアに力を入れる人が増えたからこそなのかも…。
洗顔のし過ぎ
まず第一の原因は過剰なクレンジングや洗顔にあるといわれています。
メイクをしっかりと落とそうとするばかりに、肌にある保湿成分まで落としてしまっているからです。

洗浄力が強いクレンジングオイルなどは避け、マイルドな洗顔料やクレンジング剤を選んだほうが肌負担は少なくなります。
しかし洗浄力が高いクレンジングじゃないと私のメイクは落ちてくれない!といった場合には質のいいクレンジングオイルを選んでください。
肌を乾燥させないクレンジングオイルは?
また、洗顔料を流すときに熱いお湯をつかうと肌の保湿成分が奪われてしまいます。
ぬるま湯(32度~35度くらい)をつかうようにしましょう。
間違ったスキンケア
肌が乾燥しているからと、化粧水ばかりを肌に乗せる行為も乾燥を進めてしまいます。
化粧水をたくさん肌に含ませても「濡れている」状態なだけで、保湿されているわけではありません。
やがて化粧水と一緒に肌の水分まで蒸発してしまいます。

水分を補給するだけでなく、セラミドなどの「肌に水分を保持させる成分」で肌の水分保持力を強くすることが大切です。
また、アルコール入りの化粧水は肌の水分を奪ってしまうので要注意です。

カサつき毛穴の治し方

カサつき毛穴の治し方はとてもシンプル。
とにかく保湿をして肌のキメを整えることです。
ただ、そんな中でも押さえていきたいポイントがあります。
部屋の湿度を調節する
カサつき毛穴は冬になると一気に増えてきます。
これはもちろん、空気の乾燥が原因です。
加湿器や濡れタオルなどを利用して、部屋の湿度は50%~60%をキープしましょう。
あなたに合った加湿器は?
紫外線対策をしっかりと
紫外線は気付かないうちに肌から水分を奪っていきます。
知らず知らずのうちに肌が「のどカラカラ」の状態になっていることもあります。

だから外に出るときは、必ず紫外線対策を忘れないようにしてください。
また、対策をしたうえでもたくさん紫外線を浴びたと感じたときは、その後の保湿をしっかりとするようにしましょう。
洗顔とスキンケアの見直し
洗顔で保湿成分が奪われないように洗顔やクレンジングに気を付けましょう。
そのうえで「保湿重視」のスキンケアをとり入れてください。

ただの「水分補給」にならないように、セラミドやヒアルロン酸などの水分保持力を高める成分を肌に与えることが大事なポイントです。

カサつき毛穴は保湿で治る!
カサつき毛穴は基本的に、乾燥肌に対しておこなうケアと同じことをします。
しっかりと正しい保湿をしていけば毛穴はきれいになっていきます。
日々の保湿を頑張りましょう!