きれいな肌を「きめ細やかな肌」といいますよね。
では、きめ細やかの「きめ」ってなんだか知っていますか。
今回は肌のきめについてや、きめの良し悪しの状態、きめを整えるポイントを解説していきましょう!
Contents
肌の「きめ」とは

肌がドアップで写っている写真を見たことがある人は、思い出してみてください。
丘をつくるように溝が走っていたはずです。
あの細かい溝は皮溝(ひこう)いいます。
そして溝に囲まれた丘を皮丘(ひきゅう)といいます。

一般的に、その網目状になっている溝を「きめ」といいます。
つまり「きめ細やかな肌」というのは、皮溝がきれいに走り、皮丘が均一に並んでいる状態のことをいいます。

「きめ」の良し悪し

ではきめが細かい状態と、きめが荒くなっている状態とでは、肌にどんな違いが現れるのでしょうか。
「きめ」が細かい肌の状態は?
皮丘がきれいに並んでいる状態の肌は、皮溝もきれいで浅くなっています。

こういった状態の肌は光をきれいに反射するので、肌をより美しく見せてくれます。
毛穴も目立たず、触った感触も滑らかです。
肌表面が滑らかだから、ファンデーションもきれいに乗ってくれるんです。
「きめ」が荒くなっている肌の状態は?
反対に、皮丘が不規則に並び、皮溝が深い状態は「きめが荒い肌」」です。

こういった状態の肌は光をうまく反射できないので、肌の色がくすんで見えてしまいます。
毛穴もよく目立つし、皮溝がさらに深くなることで小ジワが生まれていきます。
肌のハリや潤いもないので、ファンデーションもきれいに乗ってくれません。

きめ細やかな肌を目指すには

では、どうしたら肌のきめが整うのでしょうか。
肌のきめを左右する原因
肌のきめを左右する原因には、さまざまなものがあります。
内的な要因はホルモンバランス、栄養バランス、加齢などがあります。
外的な要因は紫外線や乾燥、バリア機能の低下などが挙げられます。

つまりこういった要素に気を付けていけばいいわけですが、加齢を止めることはできないし、すべてのマイナス要素を排除することはできません。
だから、結局は肌のコンディションをより良く保つためのスキンケアが大切になってくるのです。
肌のきめを整えるポイント
肌のきめを整えるためには肌のコンディションを良くする…といっても、そのポイントはたくさんあります。
その中でもこれは押さえておきたい!というポイントをみていきましょう。
1・紫外線対策
紫外線は、肌にとって天敵といえる存在です。
シミをつくるだけでなく、肌を老化(光老化といいます)させたり保湿成分を破壊したり…。
だから外に出るときはしっかりと対策をとりましょう!

また、ガラス越しにも紫外線は入ってくるので日当たりの良い屋内も要注意です。
紫外線と肌の関係については、こちらの記事を参考にしてください
2・保湿
肌の乾燥は老化を進め、きめを一気に荒くしてしまいます。

保湿を重視したスキンケアを心がけていきましょう。
3・クレンジング、洗顔
肌の保湿力を奪うようなクレンジングや洗顔をしないようにしましょう。

肌への負担を少しでも軽くするような正しい洗顔をしてください。
正しいクレンジングや洗顔については、こちらの記事を参考にしてください
4・新陳代謝
肌のターンオーバーを整えるために、新陳代謝を良くしていきましょう。

良質な睡眠をとることや栄養バランスをとることが大切です。

きれいな肌といわれたい!
「肌、きれいだね」といわれるのは、女性にとって最高にうれしいことですよね。
肌のきめを整えて、そんな褒め言葉をたくさんいわれるようになりたいものです。
そのためにはまず保湿からスタート!
そこから少しずつ、毎日の積み重ねで肌コンディションを整えていきましょう。