日々頑張っているスキンケア。
でも、肌はどうしても衰えてしまう…。
スキンケアだけではどうしても対抗しきれない肌の老化には、体の内側から対抗していくしかありません。
そこで強い味方になってくれそうなのがアロエステです。
CMでも話題のアロエステの効果、肌への働きをみていきましょう!
Contents
美容液のような肌効果に注目!
皆さんご存知の森永乳業。
その森永乳業で2003年ころからアロエの研究が開始されていました。
そしてアロエベラに含まれている特定成分を発見したのですが、それが「アロエステロール」です。
アロエステロールとは
アロエベラの葉肉部位(ゲル状の部位)に含まれている、5つの植物ステロールの総称をアロエステロールといいます。
植物ステロールについては以前から研究も進められていて、コレステロールのコントロール作用があることはわかっていました。
しかし植物ステロールの一種であるアロエステロールについては、まだ未解明だったのです。
そのアロエステロールを森永乳業が研究することで、ほかの植物ステロールにはない格別な効果があることが解明されました。

ちなみにアロエステロールはかなりの希少成分になります。
約7.5tのアロエベラから作り出されるアロエステロールは、たったの1g!
それほど希少な成分の中に、どれほどの効果が隠されているのか気になるところですね。
アロエステロールで肌機能が回復!
肌機能が衰える原因になるのは、肌の水分量の低下が大きく関わっています。
肌が水分を蓄えることができなくなるとさまざまな肌トラブルの引き金になり、肌は衰える一方になっていきます。
そこで肌の水分量を上げるために、スキンケアにおいては保湿が大切になっているわけですね。
肌の保湿成分といえばコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどがあります。
スキンケアの商品を選ぶときに、こういった成分の有無を確認しながら選んでいる人も多いはずです。
保湿成分はそれぞれ働き方が違う!
ところがスキンケアで保湿成分をとり入れていっても、加齢による肌機能の低下をすべて補っていくことはできません。
どうしても肌の老化は進んでしまうわけです。
そう考えると重ねていく年齢が怖くもなってしまいますが、アロエステロールが肌の救世主になってくれそうなんです!
コラーゲンとヒアルロン酸の産生力アップ
アロエステロールには、コラーゲンとヒアルロン酸の産生力を高める力があることがわかりました。
口から入ったアロエステロールはリンパ液に吸収され、体中の各組織に運ばれていきます。
もちろん、真皮にも運ばれていきます。
そして真皮に届いたアロエステロールが繊維芽細胞(真皮の成分を作りだす細胞)に働きかけ、ヒアルロン酸とコラーゲンの産生を促すことが確認できたのです。

ヒアルロン酸の産生量は約1.5倍になり、コラーゲンについては約2倍もの産生量になることがわかりました。
加齢とともに減少してしまうこの2種類の保湿成分を、アロエステロールによってまた増加させることができるわけです。
スキンケアだけではどうしても補いきれなかった保湿成分が回復することで、肌機能も大きく回復できることになります。
コラーゲンは摂取しにくい成分
コラーゲンは肌の一番奥にある真皮の層で肌の弾力を支えています。
だからコラーゲン量が減ると肌は弾力を失ってたるみ、シワをつくっていくわけです。

そこで減ってしまったコラーゲンを増量させようと思っても、スキンケアではなかなかとり入れることができません。
なぜならコラーゲンはとても分子が大きい成分。
分子の小さい特殊なコラーゲンを使って真皮まで届けたとしても、そもそも自ら生成されたコラーゲンでなければ定着はできません。(一時的な保湿効果だけです)
こういった理由からコラーゲン自体を摂取しようとするよりも、コラーゲンを生成する力を高めたほうが肌への影響は大きいといえるのです。

アロエステロールの美肌効果・5つ
つまりコラーゲンとヒアルロン酸の産生力を大幅にアップしてくれるアロエステロールには、肌への影響力もかなり期待できるということです。
さまざまな研究によって分析され、アロエステロールには大別すると5つの美肌効果があることがわかりました。
実際にモニターによって解析されたものなので、おおいに期待できる効果です。
ではその効果を詳しくみていきましょう。
1・保湿効果、しわの改善効果
乾燥肌の女性56人をモニターにし、肌指標項目を測定する研究がおこなわれています。
アロエステロールを含む食品と、含まない食品を8週間摂取してもらうという実験だったのですが、その結果は「含む食品を摂取した女性に、皮膚水分の増加がみられる」というものでした。
また、目尻のしわの深さ(シワ平均深度)を測定したところ「含む食品を摂取した女性に深さの軽減が認められる」といった解析結果になりました。
2・光老化の防止効果
紫外線によって、コラーゲンやヒアルロン酸といった美肌成分は分解されてしまいます。
そういった紫外線によるダメージで肌が老化してしまうことを「光老化」といいます。
じつは肌老化の約80%は、この光老化によるものだといわれています。

アロエステロールの摂取、非摂取による光老化予防効果を実験したところ「摂取したモニターは紫外線を浴びても、皮膚水分量が有意に高い」という確認がとれました。
つまり光老化の予防にも貢献できているということです。
3・しわの予防効果
紫外線を浴びることで、しわの形成が促進されていきます。
そこでアロエステロールを摂取してのシワ形成実験も行われました。
その結果、紫外線によって形成されるシワが抑制されるということがわかりました。
ちなみにセラミドやコラーゲンを同様に摂取させた実験においては、しわの形成が多数認められるという結果になっています。
4・くすみ、肌のゴワつき抑制効果
紫外線を浴びることでシワが形成されるだけでなく、表皮が厚くなります。(表皮肥厚という現象です)
この現象は肌のターンオーバーが異常になってしまうことが原因で、紫外線によってターンオーバーが崩れたということです。
これによって肌のくすみや、ゴワつきを招いてしまいます。

しかしアロエステロールを摂取することで、この表皮肥厚が有意に抑制されることが確認できました。
つまりアロエステロールには、紫外線による肌ダメージを軽減できる効果があるということです。
5・たるみの改善効果
肌のハリというものは、真皮の中でコラーゲンとエラスチンとが結びつくことで生まれます。
この2つがしっかりと結びつくほど肌のハリがアップするということです。
しかし加齢によってこの2つの結びつきが弱くなるので、肌がたるんでしまうわけですね。

コラーゲンとエラスチンの結びつきをアロエステロールの作用で測定した結果「収縮率が高くなり、結びつきが強くなる」となりました。
この結果と光老化防止効果とを併せて検討すると、アロエステロールによってかなりのたるみ改善効果が期待できるということになります。

そのほかのうれしい効果
アロエステロールには美肌効果だけではありません。
女性にとってのうれしい効果がほかにもあります!
肥満予防効果
アロエステロールの摂取によって血液中の脂質の量が減り、体脂肪の燃焼効果もあることがわかりました。

アロエステロールを摂取するだけで痩せやすい体が手に入るので、ダイエットの強い味方になってくれるのです!
糖尿病予防効果
アロエステロールには血糖値の上昇を抑制する効果もあることがわかりました。
この効果によって糖尿病のリスクが大きく軽減されることになります。
糖尿病は食事制限などもあるうえ、一度かかってしまうと完治が難しい疾病です。
甘いものが好きで糖尿病のリスクが高い人にとっては、ありがたい効果といえます。
アロエステロールは森永乳業だけの販売!
女性にとって嬉しい効果がたくさんあるアロエステロールですが、このアロエステロールを配合できるのは森永乳業だけです。
アロエステロールは製造過程で損なわれてしまうことも多い成分なので、アロエが入っていてもアロエステロールが摂取できるわけではありません。
だからアロエステロールの効果を実感したければ、ちゃんと森永乳業から販売されているアロエステロール配合の商品を購入する必要があります。

以前は森永から「アロエベネ」という商品に配合して販売されていましたが製造終了とし、現在は「アロエステ」という商品にアロエステロールが配合されています。
カップに入ったヨーグルトタイプと、ドリンクヨーグルトタイプとがあります。
ドリンクなら、サッと飲むこともできますね。
人気商品ですが、コンビニで入手することもできます。
飲む美容液のようなアロエステロールを体感してみてくださいね!