肌の衰えが気になる、今までのスキンケアでは物足りなさを感じる…。
そんな時期に突入したら、とり入れていきたい美容液。
年齢肌にはどんな美容液が必要なのか、口コミで人気の美容液と一緒にみていきましょう!
Contents
年齢肌とは
まず、年齢肌とはどんな肌のことかを簡単に解説しておきます。
「年齢肌」と呼ぶのに厳密な定義はありませんが、全般的に「年を重ねた肌」のことを指します。
ほかに「加齢肌」と呼ばれることもあります。
加齢によって肌の保水力は低下し、乾燥しやすくなっていきます。
年を重ねるごとに、活性酸素による酸化(老化)も進みます。
肌を黄色くくすませてしまう、「糖化」という現象もあります。

こうして肌は加齢とともにしわが増えたり、たるんだり、毛穴が開いたりとさまざまな悩みが発生していくものです。
そして、こういった「加齢にともなう変化が表れた肌」のことを年齢肌と呼ぶのです。
肌が変化しているのだから、それにともなってスキンケアも変化していかなければいけません。
美容液とは

美容液とは、特別なケアのために使うスキンケア商品です。
ほかのスキンケア用品よりも有効な成分がギュッと詰まっています。
そのために価格も、ほかのラインナップより少し高めだったりします。

美容液のほとんどが何かしらの効果を目的としていて、「保湿効果」「美白効果」「エイジングケア効果」といった狙いが主流になっています。
目的が明確なので、そのための効果を出せる美容成分を配合しているわけです。
ユーザー側も自分が欲しい効果をもった美容液を選べばいいので、じつは商品を選びやすいのです。
・保湿効果
・美白効果
・エイジングケア効果
…などが代表的
年齢肌に欲しい美容液
年齢肌に欲しい美容液は「保湿効果」か「エイジングケア効果」に特化した美容液でしょう。
自分自身の肌の様子をみて、乾燥気味だと感じたら保湿重視の美容液。
肌の底上げを狙いたいと思ったら、エイジングケアをうたっている美容液と使い分けてください。

エイジング向けの美容液でも保湿成分を配合しているものが多いので、そこまで乾燥が気にならないならエイジング向けでいいかもしれません。
・保湿効果…乾燥が気になる人
・エイジングケア効果…肌の底上げがしたい人
ただし乾燥が気になっているときには保湿重視にしておくべきです。
肌の乾燥はしわやたるみを招くだけでなく、ターンオーバーも狂わせてしまいます。
肌の老化を進めないためにも、肌乾燥は絶対に防いでおきましょう。
こちらもチェック
乱用に注意!
ここで注意しておきたいのは、エイジング効果も欲しいし乾燥も気になるから2種類使おう!といった欲張りさんです。
あれもこれもと美容液を乱用すると、それぞれに配合されている油分が必要以上に塗布されることになります。
すると、ニキビといった思わぬ肌トラブルが生じることも…。

また、先に塗った美容液の油分が多く、つぎに塗った美容液の浸透が落ちてしまうといった可能性も出てきます。
せっかくのお高い美容液の効果が半減してしまっては、もったいないですよね。
こうした理由から、複数の効果が欲しいとしても、2種類までとしておきましょう。
そして朝に1種類、夜に1種類と時間を空けて使用するのが無難です。
どうしても2種類とも朝と夜に使いたいなら、テクスチャの軽いほうから使用するようにしてください。
口コミで人気の美容液

では、口コミで人気の美容液をご紹介していきましょう。
肌質は人それぞれなので必ずしも同じ結果になるとは限りませんが、それでも口コミでの評価はおおいに参考になります。
購入の参考になるように、価格帯別でピックアップしました!
コストと効果のバランス重視(中価格帯)
モイスチャライジングセラム/ETVOS
保湿成分にヒト型セラミドを配合した美容液。
これ1本で美容液と乳液の効果があります。

4,400円/50g
@コスメの口コミ評価★★★★★☆☆5.2(2020年4月現在)
@コスメ・ベスト美容液2019第1位受賞
保湿力が高いのにベタつかない、使い心地がいいと口コミで高評価。
とにかく効果重視(高価格帯)
ジェニフィック アドバンスト N/ランコム
大ヒット商品、ジェニフィックアドバンストの進化版です。
加齢によって変化する「美肌菌」に着目し、肌を土台から変えていく美容液。

11,000円/30ml・15,400円/50ml
@コスメの口コミ評価★★★★★☆☆5.6(2020年4月現在)
@コスメ・2019下半期美容液新人賞
香りや使い心地、ボトルの高級感も女性の心をくすぐります。
とにかくコスパ重視(低価格帯)
ハトムギ保湿ジェル/ナチュリエ
こちらは正確には美容液ではなく保湿ジェルですが、@コスメの美容液部門でランキング常連の優秀な商品。
美容保湿液として活躍してくれます。

900円/180g
@コスメの口コミ評価★★★★★☆☆4.7(2020年4月現在)
@コスメ・ベストコスメアワード2019殿堂入り
とにかく価格を抑えて保湿をしたい人向けです。
美容液の使い方

せっかくですので、美容液の使い方にも触れておきましょう。
塗る順番(例外あり)
美容液は洗顔後、化粧水と乳液(またはクリーム)の間に使うのが基本です。
美容液の前に乳液やクリームといった油分の多いものをつけてしまうと、美容液の成分が浸透しにくくなってしまいます。
ただし最近では「導入美容液」として、洗顔後1番最初に使用するタイプの美容液も人気になっています。
最初に使用することで、その後のスキンケアの浸透を上げる効果ももっている美容液です。

効果を最大限に引き出すため、説明書を確認してください。
使用回数も例外あり
美容液を使用するのは、基本的に朝と夜のスキンケアで2回です。
ただしこちらも商品によっては例外があり、「朝のみ使用」や「夜のみ使用」と指定されている場合もあります。
肌トラブル回避のため、しっかりと確認しておきましょう。
塗り方
美容液を手のひらにとり、手を合わせて温めてから肌に塗ります。
1度に顔全体ではなく、2~3回に分けて丁寧に肌に馴染ませていきましょう。

とくに効果が欲しい部分には、重ね付けをしてください。
美容液で年齢に負けない肌へ!
肌に衰えを感じてきたら、スキンケアに美容液をとり入れていきましょう。
できるだけ早くとり入れて、「改善」よりも「予防」として使うことをおすすめします。