肌乾燥が気になるとき、紫外線を多く浴びた日、スペシャルケアには顔パック!
しかしパックにはいろいろな種類があります。
自分はどんなパックをとり入れたいか、特徴や注意点をチェックしてから選びましょう。
Contents
顔パックの種類
顔のパックはシートマスク、ピールオフパック、クリームパック(ジェルパック)、クレイパック、泡パックが代表的です。
ではそれぞれの特徴と注意点を簡単に解説していきます。
シートマスク(フェイスマスク)
シートマスクは最近の主流ともいえるパックです。
フェイスマスク、シートパックとも呼ばれています。
顔型のシートに美容成分を染み込ませてあるので、それを顔に乗せるだけ。
洗い流す必要もなく、とても簡単でお手軽です。

肌のお悩み別に美白効果が高いもの、保湿効果が高いものなど特化されている商品もあります。
販売形態は個包装のものから数十枚入りの大容量サイズのものまで。
大容量サイズだと1枚あたりの価格が数十円になるものもあり、かなりお安い!
一方で1枚数千円と高級なシートマスクも。
シートマスクの注意点
美容成分がヒタヒタだからと、洗顔後に直接パックをしてはいけません。
化粧水で肌を整えてから使用します。
だからシートマスクのみでスキンケアを完結することはできません。
そしてシートマスクのシートは吸水性が高くなっています。
顔に長時間乗せてシートが乾いてしまうと、顔の水分が吸収されてしまうので推奨時間を守るようにしましょう。
さらに詳しく注意点をチェック!
■部分用シートマスクも!
部分用のシートマスクも販売されています。
目元や口元、気になる部分だけを手軽に集中ケアすることができます。
こちらもチェック
ピールオフパック
ピールオフパックは顔に塗って乾いたら剥がす、いわゆる昔ながらのパックです。
最近はシートマスクに押されて肩身が狭くなっているのか、あまり見かけなくなってしまいました。

しかしピールオフパックにもシートマスクにはないメリットがあります。
それは密閉度。
固まるピールオフパックは密閉されるために、美容成分をより奥まで届けることができます。
ピールオフパックの注意点
ピールオフパックは乾いたら剥がすという性質上、剥がすときに肌に負担をかけてしまいます。(角質を剥がしてしまう)
日焼け後のヒリヒリした肌や、産毛を処理したばかリの肌などには使用できません。
また、デメリットを補うために使用後はしっかりと保湿するようにしてください。
ピールオフパックをもっと詳しく!

クリームパック、ジェルパック
クリームパックやジェルパックは肌に塗って美容成分を届けるパックです。
水分と油分をバランス良く補えるという特徴をもっています。

しばらく時間をおいたら流すか拭きとるかするのが一般的ですが、最近では塗ったまま寝てもO.Kのパックもあります。
ジェルパックよりも油分が多めなのでニキビ肌には不向き。
高い保湿効果が欲しい人向き。
ジェルパック
ジェルに保湿成分や油分をバランス良く加えているので、クリームパックよりも質感がサッパリしている。
クリームパック、ジェルパックの注意点
肌トラブルがあるときには使用を控えておきましょう。
とくに吹き出物が出はじめのときにクリームパックを使用すると、あっという間にニキビになってしまう可能性もあります。

また、とり入れやすいからと(とくに洗い流さないタイプ)毎日のように使用していると肌が栄養過多になってしまうかもしれません。
使用方法に載っている頻度を守るようにしてください。
クレイパック
クレイパックはクレイ(泥)を使用したパックになります。
クレイの種類にもよりますが、ミネラル豊富で吸着力が高いのが一般的な特徴です。
だから毛穴の汚れをしっかりと落としたい人向けのパック。
ミネラルによる保湿効果や血行促進効果もあるのでとても優秀なパックです。

自分好みのクレイを購入し、水と混ぜればクレイパックができます。
さらに手軽さを求めるなら、すでに練られていて塗るだけの商品も販売されています。
クレイは種類によって効果が違うので自分に合ったクレイをチョイスしてください。
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クレイパックの注意点
クレイには吸着力があるので、クレイパックをつくる容器はガラスか木材のものにしておきましょう。
人工的な素材だと、その成分も吸収してしまう可能性があります。

また、肌への効果が高いクレイは刺激も強い傾向にあります。
肌が敏感な人は効果が穏やかなクレイを選ぶようにしましょう。
クレイの種類と特徴が載ってます!
泡パック
泡パックは名前の通り、泡を顔に乗せておくパックです。(泡パック洗顔ともいいます)
基本的に時間をおいてから泡を洗い流すので、洗顔のついでにできてしまう手軽さと、その後のスキンケアの浸透力を高める効果があります。

一般的な洗浄力のある泡パックだけでなく、クリームパックのように美容成分(栄養)補給を目的とした泡パックもあります。
炭酸パックも泡パックになりますが、炭酸パックは血行促進効果に優れています。
泡パックの注意点
泡パックは洗浄力があるので長時間肌に乗せてはいけません。
必ず推奨時間を守るようにしてください。
さらに使用後はピールオフパックと同様に、しっかりと保湿を重視したスキンケアをするようにしましょう。
スペシャルケアに加えて肌老化予防
乾燥しがちなとき、肌悩みがあるとき、適切なパックをスペシャルケアとしてとり入れてみましょう。
肌コンディションが整いやすくなれば肌老化の予防にもなります。
肌の老化(しわ、たるみなど)は改善よりも予防ケアのほうがずっと楽です!