年齢を重ねるごとに老化していく肌。
あたり前のことなのですが、何が原因となって肌老化が進むのかも知っておきましょう。
なぜなら原因を知っておくことで老化予防の対策ができるからです!
原因1・保湿成分の減少
健やかな肌のためには適度な水分量と油分量が必要になります。
そしてその水分量を保ってくれるのが保湿成分です。
私たちの肌には本来、コラーゲンやセラミドといった保湿成分を生成する力があるのですが加齢とともに生成力が低下していきます。
皮脂量も低下していきます。

それにともなって肌が乾燥しがちになったり、しわやたるみができてしまうように…つまり肌が老化してしまうわけです。
肌の乾燥はターンオーバーの停滞にもつながるので、シミもできやすくなるしニキビも治りにくくなってしまいます。
保湿成分を補う対策を!
加齢にともなって保湿成分が減少するのはしかたがないと、そのままにしておけば肌老化がどんどん進んでいきます。
そこでスキンケアにおいては保湿を意識し、肌にとって有効な保湿成分をとり入れていきましょう。
あなたに必要な保湿成分はどれ?
おすすめの保湿成分はセラミド。

セラミドは肌の角質層内で水分を挟み込み、保つ成分です。
肌のバリア機能を保つためにも必要な保湿成分なので、肌にとってかなり大切な保湿成分といえます。
原因2・紫外線などの外部刺激
肌老化の大きな原因になるのが紫外線です。
UV-Aは波長が長く、ジワジワと真皮にまで到達してコラーゲンやエラスチンといった肌の保湿成分を破壊してしまいます。

こうした紫外線による老化現象を光老化というのですが、肌老化の原因の80%は光老化だといわれているほどです。
実際に紫外線によくあたっている顔の肌と、紫外線にあたっていないお腹の肌を比べてみるとよくわかると思います。
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紫外線のほかにも摩擦といった外部刺激も老化を進めるので注意が必要です。
洗顔のときにはゴシゴシとこすらないようにして、泡を転がすように洗ってください。
年間を通して紫外線対策を!
UV対策は紫外線の強い季節だけ…と考えている人もいますが、油断大敵。
紫外線は1年中降りそそいでいます。

とくに肌老化の原因になるUV-Aはガラスや雲も通り抜けて肌を攻撃してくるので要注意です。
季節に関係なく紫外線対策をするようにし、屋内でも日差しが入る場所ならしっかりと日焼け止めを塗るようにしてください。

原因3・活性酸素
人は呼吸をしなければ生きていけません。
しかし酸素をとり入れたときに発生してしまうのが活性酸素です。
鉄が酸化してサビるのと同じように、私たちの肌も活性酸素によって酸化(老化)してしまいます。
呼吸は必要なことなので活性酸素の発生も必然なのですが、ストレスや喫煙でも活性酸素の発生量が増えるので注意してください。
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抗酸化物質をとり入れよう!
こうした酸化に対抗する力を抗酸化力といいます。
そして抗酸化力(抗酸化作用)をもっている成分を抗酸化物質といいます。
だから酸化を防ぐためには、日常的な食事の中で抗酸化物質をとり入れていくのが老化予防になります。
食事ではなかなか摂取できない場合は、お手軽にサプリで補っていきましょう。
・コエンザイムQ10
・ポリフェノール
・αリポ酸
・ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE
・カロテノイド
日々の積み重ねで老化を防ぐ
肌老化をいきなり止めることはできませんが、老化の原因をとり除いていくことでそのスピードが緩やかになってくれます。
そのためには日々の積み重ねが大切。
少しずつでも老化の原因を排除し、老化予防していきましょう!