セラミド選び、間違ってない?セラミドの種類をまるごと解説

花 白

最近では保湿目的のスキンケアにセラミド配合の商品を選ぶ人が増えてきました。
セラミドの保湿効果が認知されてきたということですね。

しかし一言でセラミドどいっても、たくさんの種類があることを知っていますか

せっかくセラミドケアをするなら、その特性を知ったうえで商品を選びたいですよね。

今回は間違ったセラミド選びをしないように、セラミドの種類について詳しくとり上げていきましょう。

大別すると4種類

まずセラミドは4種類に大別されます。

この4種類は主原料の違いになります

原料そのものが違うと、同じセラミドに分類されていても特徴や効果に結構な違いがあります
まずはここをしっかり把握しておきましょう。

1・天然セラミド

天然セラミドとは動物から抽出したセラミドのことです。(動物性セラミドとも呼ばれています)
人間と同じ哺乳類のセラミドなので人の肌にも相性が良く、浸透しやすいセラミドです

馬 イラスト

セラミドの中でも人気が高く、保湿力も高いですが値段も高いです

2・植物性セラミド

植物性セラミドは、お米や小麦などの植物から抽出したセラミドです。
「植物」と聞くとなんとなく肌にも優しいイメージで好印象ですが、効果のほどは動物性に勝てません

米 イラスト

価格が安いので購入しやすいのがメリットといえます。

3・擬似セラミド

擬似セラミドは「セラミド」という名前がついてはいますが、「セラミドのようなもの」と考えてください。
セラミドに似せてつくられた成分です。(合成セラミドとも呼ばれています)

セラミド商品が世に出回った当初はこの擬似セラミドがほとんどでしたが、今ではほかのセラミドに押されてあまり見かけなくなってしまいました。

解説 女性 イラスト

しかし擬似セラミドならではのメリットもあります。
セラミドという成分は水に溶けにくく、2%までしか配合できないとされています。
一方で擬似セラミドは、正確にはセラミドではないので2%以上でも配合が可能です
アトピー性皮膚炎には8%以上の配合率が求められているので、こうした擬似セラミドが活躍できる場もあります。

4・ヒト型セラミド

ヒト型セラミドは一番注目したいセラミドです。(バイオセラミドとも呼ばれています)
その名前の通り、人がもつセラミドと同じ構造をしたセラミドになります

セラミドが欠落してしまった部分にピッタリとはまってくれるので、浸透性や保湿力はセラミドの中でもピカイチです。
酵母の発酵をもとにつくられるので、安全性が高いのもメリットといえます
敏感肌などで効果の高いセラミドを求めるなら、動物性よりもヒト型セラミドを選ぶことをおすすめします。

女の子 女性 イラスト

ただしヒト型セラミド配合の商品は価格も高くなりがちな傾向にあります。

そして後述していきますが、ヒト型セラミドはさらに細かく分類されています。
なぜなら、人がもつセラミド自体が1種類ではないからです。(現在発見されているセラミドは11種類)

ヒト型セラミドはセラミドの中でも1番の注目株(効果が高いと予想される)なので、こちらも詳しくみていきましょう。

ヒト型セラミドの種類

女性 レモン 水の中

ではヒト型セラミドについてもう少し詳しく解説します。

人のもつセラミドは発見されているだけで以下の種類があります。(もしかしたら、これからもっと発見されるかも)

セラミド1・セラミドEOP

セラミド2・セラミド NG (NS)
↑とくに注目!

セラミド3・セラミドNP

セラミド4・セラミドEOH

セラミド5・セラミドAG(AS)

セラミド6Ⅱ・セラミドAP
↑とくに注目!

セラミド7・セラミドAH

セラミド8・セラミドNH

セラミド9・セラミドEOS

セラミド10・セラミドNDS

セラミドADS

セラミドEODS

人と同じヒト型セラミドにも同じようにこれらの種類があります。

そして種類によって、それぞれ効果(肌への働き方)が違ってきます

数字表記と英字表記について

セラミドの名称は「セラミド1」のように「セラミド+数字」が一般的でした。

しかし現在では「セラミド+アルファベット」の表記に変わりつつあります。

しかし表記が変わっただけで、成分としては同じものです。

種類別効果

ヒト型セラミド配合の化粧品は成分表に「セラミド2(またはセラミドNG)」とか、「セラミド6Ⅱ(またはセラミドAP)」などの表示があります。
これがヒト型セラミドの種別になります。

前述したように、種類によって肌への働き方が違うということが少しずつ解明されてきました。

現在わかっている特徴を簡単にあげておきますので、商品を選ぶうえで効果の参考にしてください。

セラミド1・セラミドEOP

[部外品名:N-フィトスフィンゴシン]

水分保持機能、外部刺激からの高いバリア機能。
疎水性が高く、バリア機能の形成に特化している。

セラミド2・セラミドNG

[部外品名:N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン]

高い水分保持機能。
人の肌にもっとも多く含まれている。

セラミド3・セラミドNP

[部外品名:N-ステアロイルフィトスフィンゴシン]

水分保持機能、シワを薄くする効果。

セラミド4・セラミドEOH

角質内の脂質バリア層を構成、保持する機能。

セラミド5・セラミドAG(AS)

角質内の脂質バリア層を構成、保持する機能。

セラミド6Ⅱ・セラミドAP

[部外品名:ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシン]

水分保持機能、シワを薄くする効果。
ターンオーバー(新陳代謝)の促進。

セラミド7・セラミドAH

皮膚の細菌をコントロールする機能。

※そのほかのセラミドの効果については詳細がわかっていません。(学術的な発表がない)

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じょうずに保湿しよう

こうしてみると、一言でセラミドといってもたくさんの種類があるとわかりましたね。
自分の欲しい効果と照らし合わせながら、自分に合ったセラミドを選んでじょうずに保湿してください。

予算関係なしでとにかく保湿効果を!というなら、ヒト型セラミドのセラミド2セラミド6がおすすめです

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