保湿成分の違いは知っておくべき!乾燥肌、敏感肌に有効活用

女性 水の中

乾燥肌、敏感肌の人はとくに保湿成分と関わる必要があるのですが、どんな商品選びをしていますか。
パッケージに「保湿」と書かれていればO.K!なんて思ってはいませんか。

保湿成分にはたくさんの種類があり、それぞれ特性が違います
効果的なケアをするためには、自分に合った特性の成分を選ばなければいけません。

今回はケアをしていくうえで正しい保湿成分を選べるように、その違いをわかりやすく説明していきます。

3大保湿成分
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドの違い

乾燥肌や敏感肌はバリア機能が低下しているので、外部刺激が入りやすくなっているのと同時に肌内部の水分が逃げやすくもなっています
つまり肌の乾燥がどんどん進んでしまうので、早急に保湿ケアをしていかなくてはいけません。

バリア機能が低下した肌
肌 バリア機能 図解 イラスト
外部刺激が侵入しやすくなり、肌内部の水分が蒸発しやすくなる
そこで保湿成分配合のスキンケア用品を探してみると、まずヒアルロン酸コラーゲンセラミドといった成分が目につくと思います。
これらは3大保湿成分と呼ばれる、保湿成分の代表格だからです。

しかし有名なのですが、どういった性質をもっているのか、肌のどの部分で働いているのかは知らない人も多いようです。

ところが「性質」と「働く場所」は肌にとり入れるうえでとても重要。

そこで今回は、まず初級編としてこの3大成分にスポットをあてます。

本当はもっとたくさんの保湿成分があるので、さらに詳しく知りたいと思ったらこちらのページもみてくださいね。

保湿成分を性質別に仕分けしてみた!スキンケア選びの参考に!

2016年12月17日

乾燥肌や敏感肌の人はこれからたくさん保湿成分のお世話になっていくと思います。
また、肌老化に対抗するためにも保湿は大切です
じょうずなケアのためにぜひ役立ててください。

ヒアルロン酸・ハリ、弾力

女性 白い肌 顔 水の中

ヒアルロン酸はとても保水力の高い保湿成分です
なんと1gで6リットルもの水分を抱え込めるそうです。
「ムコ多糖類」と呼ばれるゼリー状物質で、肌では真皮層に存在しています。

肌 断面図 図解 真皮層

ヒアルロン酸は皮膚以外にも、体のあちこちに存在している成分です。
眼球、脳、軟骨、関節液などにある「ぬるぬる」っとした成分。
細胞と細胞の間で水分を蓄えてクッションのような働きをしてくれています。

だから肌の場合はハリ、弾力に大きく関わっているのです
ヒアルロン酸がたくさんある肌ほどハリや弾力があるということになります。

女性 女の子 水分 笑顔

加齢とともに減少していくので「肌のハリがなくなってきたな…」と感じたら、ヒアルロン酸が足りていないのでしょう。

食品では補えない!?

ヒアルロン酸はクジラの軟骨やサメの皮といった動物性食品に含まれています。

しかし皮や骨といった食さない部分にあるため、普段の食事からの補給はあまり期待できない成分です。

配合商品の選び方

ヒアルロン酸配合の商品は、肌の外から塗ることで肌表面を覆い、保水力を高めることが可能です。

しかしヒアルロン酸が本来働いている真皮層で水分保持することは難しいと思ってください
なぜなら分子が大きいので、真皮層までは浸透しきれないのです。

スキンケアにおいては角質層あたりで留まり、水分を保持するくらいの働きになります。

なるべく深部まで届けるために、低分子化されているヒアルロン酸もあります
それでも真皮にまで届けることは難しい成分です。

それぞれの働く場所

角質層…セラミド

真皮層…コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン

コラーゲン・肌の土台

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コラーゲンは食べものなどにもよく含まれていて、みなさんも「コラーゲン入り」なんて書いてあるとついつい手に取ってみたくなりませんか。
コラーゲンは誰もが知っている1番身近な保湿成分ですね。

コラーゲンは肌の土台ともいえる真皮層で、網目のように張り巡らされている成分。(真皮線維の約90%がコラーゲン)
この網目がピンと張っていれば肌にハリがあるし、衰えていれば肌が沈みやすくなります。

だから「コラーゲン=土台」と考えておきましょう。

効果的なとり入れ方

バリア機能が弱くなっている肌は、通常の状態よりもコラーゲンが破壊されやすくなっています
つまり乾燥肌や敏感肌の人はコラーゲンも足りなくなりがちなのです。

しかし補給したくても分子がとても大きいので、スキンケアで真皮層まで届かせることが難しい成分。
この点はヒアルロン酸と同様です。
スキンケアにおいては一時的に水分量を増やす働きと考えてください。

女の子 女性 顔 イラスト

そこで近年では、コラーゲンそのものではなく「コラーゲンを生み出す成分」に注目が集まっています
そのほうが吸収しにくいコラーゲンをとり入れるよりも効率がいいといえるからです。

コラーゲンの生成を促す成分は「ビタミンC」「パフィア」などですが、最近では「CVアルギネート」「アロエステロール」が要チェックです!

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エラスチンがサポート!

コラーゲンと一緒に、エラスチンについて補足説明しておきましょう。

エラスチンはコラーゲンの線維をところどころでつなぎとめている成分です
つまりエラスチンはコラーゲンを支える成分なので、減少するとコラーゲンの働きも減少してしまいます

コラーゲンをしっかりさせるためにエラスチンもとても大切な成分。
この2つはセットと考えておきましょう。

肌 断面図 図解 イラスト

エラスチンは真皮の約5%を占めていますが、やはり加齢とともに減少していく成分です。

セラミド・バリア機能

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セラミドは肌の一番外側の角質層の中で水分を挟み込む成分です。
角質細胞間脂質の主成分にあたり、セラミドが水分を挟み込むことで角質層内が強化されます。
強化された角質層は「バリア機能」となって、肌を守る働きもしてくれるのです

肌 断面図 図解 イラスト 角質層

つまりセラミドは「水分を挟み込む仕事」と「肌をバリアする仕事」の2つの働きをする大切な保湿成分です。

バリア機能の重要性

バリア機能は外部刺激の侵入を防ぐ働きと、肌内部の水分を守る働きをしてくれます。

しかし角質層内の水分量が減少してしまうとスカスカになってしまい、このバリア機能が低下してしまいます。

バリア機能低下で肌内部の水分が逃げやすくなってしまうということは、せっかくスキンケアで水分を補給しても意味がなくなってしまうということです。

肌 バリア機能 図解 イラスト

つまり保湿スキンケアにおいて、バリア機能はかなり重要になります。
そしてバリア機能の良し悪しは、セラミドの量にかかっているのです
だからセラミドは保湿成分の中でもっとも基本といえる成分なのです。

もちろんバリア機能の回復が最優先される乾燥肌や敏感肌においては、セラミドが1番おすすめの保湿成分になります。

セラミドについてもっと詳しく!

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セラミドの選び方

ではセラミド配合の化粧品を選ぼう!と思っても、セラミドにはいくつかの種類があります。
大別すると4種類。

ヒト型セラミド(バイオセラミド)
…人と同じ型のセラミド

天然セラミド(動物性セラミド)
…動物から抽出したセラミド

植物性セラミド
…植物から抽出したセラミド

擬似セラミド(合成セラミド)
…セラミドに似せた成分

セラミドの種類をもっと詳しく!

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ヒト型セラミド(バイオセラミド)

この4種類の中で、まず注目しておきたいのはヒト型セラミド(バイオセラミド)です
人が本来もっているセラミドと同じ構造をしているので、肌への浸透性が高いとされているからです。

さらに細かい解説になりますが、人が本来もつセラミドは、効果が解明されているもので「セラミド1」~「セラミド7」まであります。
だからヒト型セラミドも同じように複数あります。(よく使われるのはセラミド2とセラミド6)

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その中でも高い保水力をもっているのがセラミド2です。
だから敏感肌なら、このセラミド2をとり入れるのが回復への1番の近道といえます

そしてセラミド2をとり入れるにはヒト型セラミドである必要があります。
天然セラミド(動物性セラミド)や植物性セラミドにはセラミド2は配合されていません。

ヒト型セラミドは価格が高くなりがちですが、とにかく保湿を重視したいときにはおすすめの成分です。

天然セラミド(動物性セラミド)

つぎにおすすめのセラミドは天然セラミド
人と同じ哺乳類から抽出したセラミドなので、ヒト型セラミドのつぎに浸透もしやすくなっています。

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植物性セラミドは動物性セラミドほどの働きはできないと思ってください。(植物性セラミドは効果が低いぶん、価格帯が安価です)

擬似セラミド(合成セラミド)

擬似セラミドは「セラミドに似せた成分」なのでセラミドとはある意味別物という考え方もあります。
その一方で、本来のセラミドにはないメリットもあります。

セラミドは水に溶けにくい特性があるため、配合率は高くても2%が限界です。
しかし擬似セラミドなら、それ以上高い配合率も可能となります

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高配合率が必要なアトピー性皮膚炎といった疾患にも重宝できるセラミドです。

こんなふうに、同じセラミドでも効果の高さに違いがあります。
価格にも差が出ますが、自分に合ったセラミドをチョイスしてください!

保湿成分マスターになろう!

知っているようで知らなかった保湿成分の違いがわかったら、上手に使い分けて保湿を強化していきましょう。

保湿成分を使いこなして、肌老化も防いでくださいね。

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