保湿成分の違いを知っておくべし!乾燥肌にも敏感肌にも有効活用

敏感肌は肌の乾燥状態がつづくところからはじまり、バリア機能が低下することで外部刺激に反応しやすくなっています
つまり敏感肌から脱出するにはまず肌の水分量を高める保湿をし、バリア機能を取り戻さなければなりません。

では乾燥肌や敏感肌のあなたはどんな保湿成分を選ぶべきでしょうか。

今回はケアをしていくうえで正しい保湿成分を選べるように、その違いをわかりやすく説明していきます
肌老化防止のためにも保湿成分をつかいこなしていきましょう!

保湿の3大成分
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドの違い

乾燥肌や敏感肌はバリア機能が低下しているので、外部刺激が入りやすくなっているのと同時に肌内部の水分が逃げやすくもなっています。
つまり肌の乾燥がどんどん進んでいくので早急に保湿をしていかなくてはいけません。
 

バリア機能が低下した肌

 

外部刺激が侵入しやすくなり、肌内部の水分が蒸発しやすくなる

そこで保湿をしたいとなると、代表的な成分が「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「セラミド」です。
しかし名前は知られているけど、どれもが同じ「保湿するだけ」と思われてしまいがち。

たしかにこの3つは保湿成分」なのですが、じつはそれぞれ働きかたが違います
乾燥肌や敏感肌の人はこれからたくさん保湿成分のお世話になっていくと思いますので、上手に成分を選べるように違いを知っておきましょう。

また、肌老化が気になっている人も自分に最適な保湿成分を選んでいってください

保湿成分・1
弾力の「ヒアルロン酸」

ヒアルロン酸はとても保水力の高い保湿成分です
なんと1gで6リットルもの水分を抱え込めるそうです。
「ムコ多糖類」と呼ばれるゼリー状物質で、真皮に存在しています。

ヒアルロン酸は体のあちこちに存在していて、眼球、脳、軟骨、関節液などにある「ぬるぬる」っとした成分です。
もちろん肌内部にもあります。

細胞と細胞の間で水分を蓄えてクッションのような働きをするので、肌の弾力に大きく関わっています
ヒアルロン酸がたくさんある肌ほど弾力があり、みずみずしいということになります。

加齢とともに減少していくので「肌の弾力がなくなってきたな…」と感じたら、ヒアルロン酸が足りていないのでしょう。
食品などからは補えない成分です

ヒアルロン酸の選び方

ヒアルロン酸を肌の外から塗ることで肌表面を覆い、保湿力を高めることが可能です。
しかし分子が大きいので肌の内部にまでは浸透しきれません。

なるべく内部までヒアルロン酸を届けたいなら、低分子のものを選ぶ必要があります
それでも真皮にまで届けることは難しい成分だと思ってください。

それぞれの働く場所

・セラミド…角質層

・コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン…真皮

セラミドが足りないとヒアルロン酸も役不足

ヒアルロン酸は「水分を抱えておく」成分ですが、角質層内のセラミドが足りないと徐々に抱えた水分が蒸発していってしまいます
セラミドとタッグを組ませることで力が発揮できる成分だということです。
※詳しくは下記のセラミドの項目を参照。

美白成分

保湿成分・2
土台の「コラーゲン」

コラーゲンは食べものなどにもよく含まれていて、みなさんも「コラーゲン入り」なんて書いてあるとついつい手に取ってみたくなりませんか。
コラーゲンは誰もが知っている一番身近な保湿成分といえますね。
真皮の主成分ともいえる成分です。

コラーゲンは肌の一番下の真皮層で網目のように張り巡らされている成分。
ベッドのスプリングのような存在なのでしっかりしていればハリがあるし、衰えていれば沈みやすくなります。


肌の大切な「土台」といえるので、足りなくなると肌のハリがなくなってたるみやすくなります

コラーゲンのとり方

バリア機能が弱くなっている肌は、通常の状態よりもコラーゲンが破壊されやすくなっています
つまり乾燥肌や敏感肌の人はコラーゲンも足りなくなりがちなのです。

しかし補給したくても分子がとても大きいうえに肌の一番奥で働く成分なので、外からでは成分を届かせることができません。
そこで、やはりヒアルロン酸のように低分子のものを選ぶ必要があります

それでも効果が足りないと感じたら、コラーゲンそのものではなく「コラーゲンを生み出す成分」をとり入れていきましょう
吸収しにくいコラーゲンそのものをとり入れるよりも効率がいいといえるからです。
コラーゲンの生成を促す成分は「ビタミンC」「パフィア」などですが、最近では「CVアルギネート」「アロエステロール」が要チェックです!

CVアルギネートについて詳しくチェック

肌がみるみる若返る!?注目の成分「CVアルギネート」とは?

2016年4月23日

アロエステロールについて詳しくチェック

アロエステロールの効果がスゴい!アロエステは飲む美容液!?

2016年7月21日

スキンケアにおいてのコラーゲン

本来、コラーゲンは真皮で働く成分です。
しかしハリアップのためにとり入れたくても、スキンケアで真皮まで届けるのは難しい成分でもあります。
低分子のコラーゲンで真皮まで届けたとしても、自身が生成したコラーゲンでなければ定着はしてくれません。

つまりスキンケアでコラーゲン量を増やすことはできないので、スキンケアにおいては一時的に水分量を増やすためのものと考えるべきです

エラスチンがサポート!

コラーゲンの繊維をところどころでつなぎとめているのがエラスチンです。
つまりエラスチンはコラーゲンを支える成分なので、減少するとコラーゲンの働きも減少してしまいます
コラーゲンをしっかりさせるためにエラスチンもとても大切な成分です。

エラスチンは真皮の約5%を占めていますが、やはり加齢とともに減少していく成分です。

s129

保湿成分・3
バリアの「セラミド」

セラミドは肌の一番外側の角質層の中で水分を挟み込む成分です。
細胞間脂質の主成分なので水分を挟み込むことで角質層内が強化され、肌を守る「バリア機能」も強化されることになります
つまりセラミドは「水分を挟み込む仕事」と「肌をバリアする仕事」の二つの働きをする大切な成分です。

セラミドはバリア機能を早く取り戻したい敏感肌や乾燥肌にとって一番とり入れておきたい成分といえます。
なぜならセラミドが足りていないといくら保湿しても水分が蒸発しやすくなってしまうからです。
セラミドは保湿の基礎ともいえる成分なのです

セラミドの選び方

一言でセラミドといってもいくつかの種類があります。
大別すると4種類。

・ヒト型セラミド…人と同じ型のセラミド

・天然セラミド(動物性セラミド)…動物から抽出したセラミド
※日本では豚か馬から抽出したものが多い

・植物性セラミド…植物から抽出したセラミド

・擬似セラミド…セラミドに似せた成分

ここで注目しておきたいのはヒト型セラミドです

人がもつセラミドは効果が解明されているもので「セラミド1」~「セラミド7」まであります。
その中でも高い保水力をもっているのが「セラミド2」で、敏感肌ならこのセラミド2をとり入れるのが回復への一番の近道になります
そしてセラミド2をとり入れるにはヒト型セラミドである必要があるからです。

「天然セラミド(動物性セラミド)」や「植物性セラミド」にはセラミド2は配合されていません。

また、ヒト型セラミドは人のセラミドと同じ構造をしているので肌に浸透しやすいという特徴もあります。
価格が高くなりがちですが、とにかく保湿を重視したいときにはおすすめのセラミドです。

つぎにおすすめのセラミドは動物性セラミド
人と同じ哺乳類から抽出したセラミドなので浸透もしやすくなっています。

植物性セラミドは動物性セラミドほどの働きはできないと思ってください。

擬似セラミドは「セラミドに似せた成分」なのでセラミドとはある意味別物という考え方もありますが、一方で本来のセラミドよりも高い配合率が可能となります
高配合率が必要なアトピー性皮膚炎といった疾患にも有効活用ができるセラミドです。

同じセラミドでも効果の高さに違いがあり、価格にも差が出ますが自分に合ったセラミドをチョイスしていきましょう!

セラミドについて詳しくチェック

セラミド選び、間違ってない?セラミドの種類をまるごと解説

2016年1月27日

保湿成分を上手に使いこなそう!

知っているようで知らなかった保湿成分の違いがわかったら、上手に使い分けて保湿を強化していきましょう。
保湿成分を使いこなせるようになったら敏感肌からの脱出も近いはずです!
肌老化だってじょうずに防いでいけます。

こちらもチェック

保湿成分を性質別に仕分けしてみた!スキンケア選びの参考に!

2016年12月17日

スポンサーリンク