なんとなく最近老けてきたな…と感じたら、どこが変化してるでしょう。
肌のくすみやシワ、いろいろ原因はありますが、なんといっても肌のたるみが老け顔を作っていると思いませんか。
そんな風に感じていたら、ぜひたるみ改善法をとり入れてみましょう。
ここではスキンケア商品以外で、お金をかけずに簡単にできる改善法をご紹介していきます。
肌たるみの原因
ではまず改善法の前に、肌をたるませる原因について解説しておきましょう。
なぜならせっかく改善しようと頑張ってみても、原因をとり除いておかなければ意味がないからです。
加齢とともに衰えている細胞は仕方がないとして、そのほかに自分で気をつけることができる大きな原因が2つあります。
この2つを日常生活の中からなるべく排除しておいてください。
1・紫外線
肌をたるませる1番の敵は紫外線です。
紫外線はシミやそばかすの原因になるだけでなく、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。(厳密にはコラーゲンやエラスチンを分解する酵素を発生させる)

すると真皮層がゆるみ、肌がたるむ原因に!(下記参照)

こういった紫外線の影響は肌に蓄積され、肌老化を加速させていきます。
だから紫外線の強い季節だけでなく、1年を通しての紫外線対策を!
光老化について
紫外線による肌の老化現象は「光老化」と呼ばれるようになり、紫外線対策への重要性を促しています。
「肌の老化は加齢によるもの」という考え方から、「光老化によるもの」のほうが原因として大きいとされるようになったのです。

現在では、肌の老化現象の80%は光老化によるものと考えられています。
そのくらい、紫外線対策は重要なのです。
2・活性酸素
つぎに肌をたるませる敵は活性酸素です。
人が呼吸をすると体内に活性酸素が発生します。
するとその活性酸素が体を酸化させてしまうのです。

鉄が酸化すると錆びるように、人間の体も酸化で劣化していきます。
こうして活性酸素はコラーゲンや線維芽細胞にダメージを与え、肌をたるませてしまうのです。
しかし呼吸は必要ですよね。
そこで活性酸素のほうを抑制するために必要なのが「抗酸化作用」です。
抗酸化作用とは?
活性酸素の働きを抑制(または活性酸素を除去)して、体の酸化を抑える作用のこと
抗酸化作用のある食品をとり入れるようにして、体内から活性酸素を減らしていきましょう。
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簡単な改善法・3選

ではたるみを改善できると評判で、かつ簡単な方法を選りすぐってみましょう。
テレビを観ながらでもできそうなので、少しずつでも長く続けていくようにしてくださいね。
1・まいうー運動
まずは衰えた表情筋を鍛えて、頬の肉をキュッと上げていきましょう。
方法はとっても簡単です。
①「まー」と大きく口を開けながら10秒キープ
顎舌のたるみの原因になっている、顎舌骨筋が鍛えられます
②「いー」と思いっきりの笑顔の表情で10秒キープ
頬の肉を支えている、小頬骨筋と大頬骨筋が鍛えられます
③「うー」とタコの口で10秒キープ
ほうれい線を予防できる、口輪筋が鍛えられます
「まいうー」を1セットとして、5セットは頑張りましょう。
合計10秒×3×5セットで2分30秒!
鏡を見てしっかりと表情を確認しながらエクササイズすると、より効果的です。

終わった後にちょっと顔が疲れているくらいが理想的。
時間があれば朝昼晩と3回行ってください。
2・蒸しタオル
肌に軽いストレスを与えることでコラーゲンの生成量アップが狙えます。(ヒートショックプロテイン効果といいます)
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濡らしたタオルをレンジでチンすれば、簡単に蒸しタオルの出来上がりです。(※ヤケド注意)
温度は42℃くらいが理想的。
冷めたらタオルを温め直して、合計10分くらい行ってください。
3日に1度が目安です。
HSP効果を引き出す仕組みは?
3・リンパマッサージ
顔に老廃物や皮下脂肪を溜めないために効果的なのが、リンパのマッサージです。
リンパ液の流れが良くなると肌に酸素や栄養が運ばれやすくなり、たるみ改善に役立ちます。
できればオイルやマッサージクリームを使って、すべりを良くしてください。
ただしクレンジングのついでにマッサージをするのは絶対にN.G!
クレンジング剤は肌への刺激が強いので、最小限にササッとメイクを落とすのが基本です。
クレンジングでのマッサージは、洗剤を肌にこすりつけるようなものなので絶対にやめておきましょう。

マッサージはゴシゴシとこする必要はありません。
軽く撫でるようにするだけで、リンパの流れは良くなります。

顔のマッサージが終わったら、忘れずに首のリンパもマッサージしてください。
首のリンパが滞っていると、せっかく顔をマッサージしてもリンパの出口がなくなってしまいます。
続けてみよう!
簡単なたるみ改善法ばかりを集めてみました。
こういった改善策は続けていくことが大切です。
何かをしながらでもいいので、長く続けていくようにしましょう。
エッ!違いがあるの!?