スキンケアを頑張っているのに肌の調子が良くならない…そんなときは洗顔の方法が間違っている可能性もあります。
洗顔はスキンケアと同様に毎日するものです。
しかもスキンケアをスタートさせる1番最初のプロセスなので、ここで間違ってしまうとその後のスキンケアが台無しにもなりかねません。
自分の洗顔方法が間違っていないか、ここで1度確認しておきましょう。
Contents
正しい洗顔のチェックポイント
では正しい洗顔方法の、必ずチェックしておきたい大切なポイントを確認していきましょう。
チェック1・洗い過ぎていないか
とくにニキビが気になる人は皮脂が気になって、洗顔の回数を増やしてしまいがちです。
しかし洗顔は皮脂や肌の汚れを落とすのと同時に、肌のもつ保湿成分も落としてしまいます。
だから洗顔の回数は必要最小限におさえなくてはいけません。

洗顔の回数は基本的に朝と夜の2回が限度です。
朝はなるべく洗顔料を使わずに、ぬるま湯で洗い流す程度にしましょう。
皮脂が多いタイプの人は朝も洗顔料を使ってください。
朝の洗顔は肌質によって変える!
メイクをしている場合はクレンジングもして、毛穴をきれいにしておきましょう。
ゴシゴシこすらない
洗顔の回数を制限しても、肌をゴシゴシとこするような洗いかたをしては意味がありません。
同様に肌の保湿成分をゴッソリと取り除いてしまうからです。
チェック2・泡立てが足りているか
洗顔のとき、洗顔料はしっかりと泡立てなくてはいけません。
キメ細かくてしっかりとした泡は吸着力が高く、肌への摩擦を少なく洗うことができるからです。
洗顔料はツノが立つくらいによく泡立てて、指ではなく泡で洗うようにしましょう。

指でこすって洗っていないかも大事なチェックポイントです。

チェック3・適切な温度で洗っているか
洗顔料を洗い流すお湯の温度は「常温~ぬるま湯くらいの温度」とよくいいますが、厳密には何度がベストなのでしょうか。
肌の皮脂は30度くらいで溶けだすといわれています。
つまり30度以上のお湯なら、皮脂を浮かせて洗い流すことができるということです。

しかしお湯の温度が高すぎると、肌の保湿成分まで流れ出てしまいます。
だからお湯の温度は体温を超えないように35度以下が望ましいです。
すると厳密には30度~35度のお湯がベストの温度ということになります。
シャワーの水圧に注意
入浴時の洗顔だと、シャワーで洗顔料を流す人が多いはずです。
しかし浴室内の温度は高く、湯船に入っていたりすると肌の角質がかなり柔らかくなっている可能性があります。
その状態の肌に強いシャワーをあてると、水圧で肌ダメージを受けることになりかねません。

また、シャワーの温度は洗顔に使うには高過ぎている可能性もあります。
シャワーで洗い流すときは「水圧を弱く」と「適切な温度に調節」を忘れないでください。
■チェックポイント・まとめ
- 1日に1回~2回まで
- ゴシゴシこすらない
- 強過ぎる洗浄力に注意
- 泡をしっかり立てる
- 指でこすらず、泡を転がすように洗う
- 30℃~35℃のお湯で洗い流す
- シャワーの水圧は弱くする
正しい洗顔方法で美肌作り
洗顔はスキンケアにおいて、基本中の基本。
効果的なスキンケアをしていくためにも、正しい洗顔を意識していきましょう!