アイメイクは、目力アップの強力な武器になります。
気合を入れてアイメイクをしている人も、たくさんいますよね。
そんなアイメイクですが、ほかのメイクと一緒にクレンジングをしていませんか。
アイメイクは特別です。
ほかのメイクとは別に落とす必要があるので、その理由と正しい落とし方を解説していきましょう。
Contents
アイメイクは落ちにくい
目元はにじみやすかったり、メイクが落ちやすかったりするので、メーカーは落ちにくい商品を開発しています。
それを利用する私たちも「落ちにくいほど優秀!」と考えて、商品を探していますよね。

そのために、アイメイクは普通のクレンジングではなかなか落ちないほどに強力になってきています。
ダメージと乾燥
しかし落ちないからといってゴシゴシこすったり、時間をかけて落としていると、目元は大きなダメージを蓄積していくことになります。

クレンジングには油分と水分を馴染ませるため、肌に負担をかける成分も配合されているからです。
こうしたダメージによって、肌が乾燥することになります。
クレンジング剤の肌負担って?
目元が老ける!
そもそも目元の皮膚は、ほかの部分の皮膚と比べて3分の1しかありません。
保湿力も少ないうえに、瞬きなどでかなり酷使もされているパーツです。
そんなデリケートな目元に、メイクが残ったままになっているとどうなるのでしょうか。

まず、色素沈着しやすくなります。
瞼が黒ずんだり、クマのようにみえたりもします。
ほかにも、乾燥するとしわができやすくなります。
それでなくとも保湿力の低い目元は、しわができやすいパーツなのです。
こうして目元が黒ずんだり、シワができることによって老け顔にみえてしまうことに…。

目元は見た目年齢を左右する大事なパーツ。
だから多少手間がかかったとしても、丁寧に落とし、負担を減らしていかなければいけません。
正しいアイメイクの落とし方

では正しいアイメイクの落とし方で、若々しい目元を保っていきましょう!
まずアイメイクは、ほかのメイクとは別に専用のリムーバーを使うようにしてください。
準備するもの
・専用リムーバー
・コットン
・綿棒(太いタイプがおすすめ)
落とし方のポイント
1・こすらない
目元はデリケートなので、こすっては絶対にいけません。
アイメイク専用のリムーバーをコットンにたっぷりと含ませて、瞼の上におきます。
10秒くらい待って、アイメイクがリムーバーに馴染んだら、そっと撫でるようにして拭き取ります。

ウォータープルーフタイプのマスカラは、20秒~30秒くらい乗せると落ちやすくなります。
まずは「目元はこすらない!」これが基本になります。
2・綿棒を使う
たっぷりとリムーバーを含ませた綿棒は、アイラインを落とすのにとても便利です。

そして、マスカラを落とすのにも綿棒を使うようにしましょう。
マスカラの落とし方については後述します。(後述「ステップ2・マスカラを落とす」参照)
3・メーカーを合わせる
ウォータープルーフのメイク用品に、ウォータープルーフ対応のリムーバーを使うのは基本です。
しかし、難しいのはマスカラです。
マスカラは、メーカーによってフィルムタイプだったり、ワックスタイプだったりと、タイプが細かく分かれています。
そのタイプに合わせて、対応しているリムーバーを使う必要があります。

だから同じメーカー(コスメと同シリーズ)からリムーバーが出ているなら、迷わずにそれを使うのが1番おすすめです。
同じシリーズなら、その製品が落ちるように開発されているからです。
アイメイクを落とす順番
ではアイメイク落としのポイントをおさえたところで、実際にメイクオフしてみましょう。
ステップ1・アイシャドウを落とす
まずはコットンにリムーバーを含ませ、瞼に置きます。(前述の「落とし方のポイント」参照)
時間をおいてリムーバーが馴染んだら、そっと撫でるようにして拭き取ります。

ここでアイホールのシャドウはほとんど落とせるはずです。
アイラインやマスカラにもリムーバーが馴染み、落としやすくなります。
ステップ2・マスカラを落とす
リムーバーを含ませたコットンの上に、上まつ毛や下まつ毛を乗せて、リムーバーを含ませた綿棒で挟むようにします。
少し時間をおいてまつ毛がリムーバーを含んだら、上から下に綿棒で撫でるようにしてください。

こうしてマスカラを落としていくと、まつ毛にも肌にもやさしく落とすことができます。
ステップ3・アイラインを落とす
つぎにアイラインを落とします。
同じように綿棒にリムーバーを含ませ、やさしく撫でるように拭きとっていきます。

目尻から目頭に向かって、アイラインに沿うように落とします。
このときに、下まぶたのラインや、下まぶたに移ってしまった汚れも同じように落としてください。
ステップ4・落とし残しをチェック
仕上げに落とし残しを拭きとります。
とくに「移り汚れ」ができやすい下まぶた。

それから上まぶたの際にもアイシャドウが残りやすくなっています。
こういった落とし残しを、リムーバーを含ませた綿棒で優しく拭きとってください。
保湿も忘れずに!
アイメイク用のリムーバーは、かなり洗浄力が強いので目元への負担も大きくなります。
それでもリムーバーを使ってメイクを落とす必要があるのですが、そのぶん保湿をしっかりとするようにしましょう。
目元のケアがとくに気になる人は、目元美容液も使うようにしてください。