頬のたるみやほうれい線が気になりだしたら、誰もがエイジングケアを視野に入れると思います。
しかし、それってスキンケアだけで足りるのでしょうか。
だって顔のたるみには、頭皮も関係しているからです!
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頭皮と顔の皮膚
つい忘れがちですが、考えてみてください。
頭皮から顔までは、1枚の皮でつながっています。
そう、だから頭皮がたるむと、その下にある顔の肉もたるんでいくことになるのです。

まぶたのたるみや、垂れ下がってきた頬は、ゆるんだ頭皮が原因かも…。
顔のたるみとなれば「顔」に意識が向きがちですが、その上の「頭皮」にも気をつけていきましょう!
頭皮のたるみの原因
頭皮の皮膚も、顔の皮膚も、構造は同じです。
表皮や真皮から構成されていて、違いといえば厚みくらいです。

顔と同じようにターンオーバーを繰り返し、新しい細胞と入れ替わっていきます。
乾燥と老化
すると頭皮も加齢ととも衰え、ハリや弾力がなくなっていくことになります。
つまりたるんでいくのです。
ほかにも乾燥によってターンオーバーが乱れることになれば、たるみやすくなります。

こうして頭皮も顔の皮膚と同じようにたるむのに、頭皮のケアはおろそかになりがちです。
頭皮と一緒に顔の皮膚もたるむことを、忘れてはいけません!
・乾燥
・紫外線
・生活習慣(睡眠不足など)
頭皮のたるみ対策

では、頭皮のたるみ対策はどうしたらいいのでしょうか。
難しいことはありません。
顔の皮膚と同じ構造なので、同じようなことに気を付ければいいのです。
1・紫外線対策
紫外線は、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力成分を破壊します。

頭皮の弾力も奪われてしまうので、紫外線対策をしっかりする必要があります。

とはいえUVクリームを塗布できる場所ではないので、帽子や日傘を駆使してください!
2・頭皮美容液
エイジングケア成分が配合されている、頭皮美容液をつかってみましょう。

お風呂から出たあと、タオルドライしたらすぐに塗布するのがおすすめ。
美容液成分が1番浸透しやすいタイミングです。
シャンプーに注意
せっかく美容液をつかっても、シャンプーの肌負担が強くてはマイナスになってしまいます。
シャンプーもスキンケア用品と同じように、肌にやさしいものを使いましょう。

香料や着色料、合成保存料などをチェックして、なるべく肌に刺激を与えないものを選んでください。
3・生活習慣の見直し
生活習慣も頭皮に大きな影響を与えます。
とくに睡眠は肌のターンオーバーと関係が深いので重要です。
睡眠時に分泌される成長ホルモンが、ターンオーバーを促進してくれます。
成長ホルモンの分泌量が減ると、ターンオーバーが乱れることに!
ほかにも喫煙によるビタミンCの破壊は、避けたい要素です。
ビタミンC(VC)が足りなくなるとコラーゲンが生成されにくくなり、たるみの原因になります。
コラーゲンの生成にはタンパク質、ビタミンC、鉄が大切です!
4・たるみ改善マッサージ
顔のエクササイズと同じように、簡単なマッサージをとり入れてみましょう。
マッサージすることで血行が良くなり、筋力が回復していきます。
たるみ改善に効果的です!
※皮膚を強く引っ張り過ぎないようにしてください。
「引っ張る」「持ち上げる」と表現していますが、「押す」ようなイメージで。
1・おでこ
そのまま指の腹で、グッと後方に引っ張り、20秒キープ。
2・耳の上
そのまま頭頂部に向かって持ち上げて、20秒キープ。
3・頭頂部
組んだまま、頭を挟みこんで20秒キープ。(手の腹部分で押す状態になります)
頭皮も顔と同じようにケアを…といっても、化粧水やクリームをつけるわけにはいきません。
だからこうしたマッサージをとり入れて、たるみ予防をしてください。
毎日継続しよう!
頭皮のマッサージは、とても簡単です。
テレビを観ているときでも、思い出したらマッサージ…といった具合に、毎日継続的にしていきましょう。
顔のエクササイズだけではあまり効果がなかった人も、頭皮のマッサージをプラスすることで効果がアップした例もたくさんあります。
たるみ改善、たるみ予防に、頭皮マッサージもとり入れてみてくださいね。